2012.2.27
2010年から2011年の2年間、ずっと裏テーマがあって、それが「孤独と向き合う」という暗いものだった。
ずっと答えを探していたけど、これだという答えがまとまらない。正解なんてたぶんないんだと思った。
創造性が優れていても実行できなければ意味がないし、実行できても創造性が豊かでなければ面白くないものができてしまう。
最近気になるエントリーをいくつか読んだのでメモ。
こちらのエントリーでは、創造性と孤独の関係性について以下のように述べられています。
と同時に現代でのソーシャルメディアに依存している社会を “つながり過ぎ” と指摘されています。
フロー理論でも有名な心理学者チクセントミハイと、その弟子ソーヤーは、60名のクリエイティブな人材にインタビューを行い、創造的なコラボレーションの条件を明らかにしました。その結果、コラボレーションにおいて創造的な洞察やブレイクスルーが起きる時は、単に協同で仕事をこなすだけでなく、散歩やガーデニングなど、仕事と関係のない「1人の時間」を確保しており、そこで仕事につながる洞察を得ているということが明らかになったのです。要するに、仲間との仕事から「いったん離れて一人になる」ことが重要だということですね。(中略)
ところが、現代はケータイに加え、TwitterやSNSなどのソーシャルメディアが普及し、いつでもどこでも「誰かとつながっている」のが当たり前の時代です。“つながり過ぎ”といっても過言ではないほど、“本質的な意味での1人の時間”を確保するのが難しい時代なのではないかと思います。新しいアイデアが求められる時代だからこそ、創造を生み出すための誰ともつながらない時間…すなわち「創造的な孤独」時間をいかにして確保するか、がこれからの時代の課題になるのかもしれません。
ブログ|MindsetWEB-未来の社会を創る 中学生の新しい学びの場
また別のエントリーでも、新グループシンクの話の中で以下のようなことを述べられています。
- ある有名な心理学者によると、「内向的な人々は目の前の仕事に思考を集中させ、仕事とは関係のない社会的や性的なことに余計なエネルギーを漏らさないようにすることによって」創造性を高めるというのだ。(中略)
- しかも人間には、互いに矛盾する二つの衝動があるのだ。それは、「人間は他人を好きだし必要としているのだが、同時にプライバシーと自律性も必要としている」ということだ。(中略)
- インターネットから集団的にすばらしい創造が生まれて来た理由はここにある。なぜならインターネットだと、一人一人が孤独でいるのにもかかわらず、集団で作業できるからだ。
地政学を英国で学んだ : 創造性を上げるには「孤独」になれ
ここでいう孤独は、誰からも完全に孤立している状態ではないようです。
創造性と効率を求めるのであれば孤独と向き合う時間も必要だし、共同作業の適度なバランスも必要だと説いている。
多くの学者たちの研究テーマは複雑化しており、共同作業は別々の大学で個別に作業をして行われているとのこと。
また岡本太郎氏の名言。
他の誰もがやらないものを、孤独の中で創造する。それが自己発見だ。
周囲に対しても、自分に対しても、挑み続けなくてはいけない。
創造性については、アート・クリエイティブ関係だけでなく多くの業界にも共通しているのですね。
誰かとつながりすぎている感が多い今の時代で、時間を上手く使って孤独と向き合う作業をしていきませんか?
2012.2.26
今日は新しいプロジェクトのお話を優秀なエンジニアの方と一緒にしてきました。
モットーとしている、仕事に見合ったちゃんと正当な対価を払うことができるし、快諾してもらえたので本当に心強くて嬉しいです。
軽いミーティングの後、新宿西口のブックファーストに寄りました。
この店舗は好きで、わりとよく通っています。
新書やプッシュされてるコーナーにあったハンディーカーネギー・ベストを買いました。
旧版より文字を組み直して大きくし、読みやすいように工夫されているらしいです。
これで本棚には、大きい方のカーネギー氏の本が二冊ずつ並んでしまいますが持ち歩き用にできますね!笑
2012.2.18
昨日お会いした方が印象的なことをおっしゃっていたのでメモ。
もともと営業をされていた方なので、会う人にファンになってもらって
すごい人や優秀な人をどんどんサービスに巻き込んじゃってる人。
– 本当にできる営業は気を遣っていることにすら気づかせない。
– 会った人みんなにファンになってもらうくらいの気持ちで会う
– 名刺交換などお会いした方にはその日のうちにメールをする
– 営業は礼儀正しさも大事だし、相手の懐に飛び込むことを恐れてはいけない
– おじさんキラーが最強説
参考程度に、私は本当に仲良くなりたい人と距離を置いてしまっていて、懐に飛び込めていないのではないかと思いました。
と、反省しながらも、これから行動を変えていきたいと思います。
もし今後、横山から図々しいお願いがあれば、仲良くなりたいということで(ry
2011.12.5
今年も花園神社で熊手を買いました。( 2010年:酉の市で熊手デビュー )
お陰様で良いこともたくさんありましたので、去年のお店を探して
無事に少しグレードアップしたものを買うことができました。
場所は奥の事務所の近くにある橋本さんというお店です(^^)
先週から心機一転、色んな方々とランチやディナーをしてます。
私より何歩も先を進んでいるスタートアップをされている起業家が多いです。
すべての案件が落ち着いたら、一緒に仕事できるといいなぁと思う人達ばかりです。
最近も知り合いの知り合いでつながったり、お仕事で色々とお仕事の話をされることが多くなっていて
いかにうまくお断りするかというゲームが上手になりました 🙂
あと、ある海外に住んでいらっしゃる方から温かい声を掛けて頂きました。
はてダもそうですけど、ブログ書いててよかったと嬉しい気持ちになりました。
2011.11.30
最近モヤモヤしてることがひとつあって、そのことをふと考えてしまいます。
同じゴールを向いてるはずなのにこんなにストレスを感じるのだろうか。楽天家の私がここまで悩んでるのは自分でもビックリしている。
伝えようとしているのに伝わらないことへのもどかしさより、そこに感情がなく、良いものを作るという視点が足りないと目的がぶれそうになるイメージ。たくさん押しても返ってこない感覚に近い。
無力さを感じる原因として、伝え方を間違えているパターンと、そもそも価値観が違うパターン、他に複合的な理由があるパターンが考えられる。
なによりも勝手に結論立てて、思考停止している自分が危険だと思った。前提として自分はなにも変える必要がない、と頭の中で組み立てたりするからだ。
これがインターネット上だと、最適な場所を選ぶことができる。嫌だったらすぐに辞められる。本音で言ってることもあるはずだし、演じてる部分もあるかもしれない。インターネットは身勝手でも誰もなにも言わないし、いくらでも逃げられるし、楽だと思う。
以前、仕事のことで色々あったことや仕事で調査してることがオープンにできない時期だったり、正直良くないことや言えないことが多かったです。もうすぐ言ってもいいこともいくつかあります。
人間は多面体で、いろんな面を持ち合わせているものであり、コレ!と自分で無意識のうちにカテゴライズしたり、決めつけたり、結論を早めたりするものではないと考えています。
現実は、きっと思い描いているイメージ以下にしかならないです。できれば欲張りと言われようと、いろんな可能性を残していきたい。
まわりの人に高く評価されるために、何かを演じたり、振る舞ったり、そういう部分ばかりをがんばることは本質的ではないので避けたいところですね。
ただ、もうちょっと図々しいくらいアピール上手な人になりたいなぁ。
伝えることを諦めないで続ける。もしダメだったら、さらに5案でも10案でも考える。知恵を絞る。感情論や価値観で自己解決させない。
最近、伝えることを諦めたり、思考停止しそうになったりする時があるので自戒を込めて。
2011.10.18
撮った枚数は1000枚を超えました。そしてFlickrに一気に500枚くらいアップしました。
最初はバッチリ決まるということが少なかったのですが、さすがに少しずつコツを掴んできたような気がします。
暗い場所は得意ではないカメラなので夜景はすごく難しい。三脚か他のカメラを使ったほうがいいと思うぐらい。
露出モードは最初マニュアルモードでしたが、だんだん面倒くさくなってきて、最近はプログラムオートが多いです。
ホワイトバランスはオートで、カラーモードを最初はスタンダードのままにしていたのですが、最近はニュートラル or ビビッドにするといいということを価格.comかどこかの掲示板情報で知り、変更するようにしています。
適当に色んなシチュエーションの写真をピックアップしてみました。もっと沢山撮って上手になりたい。
お仕事が一段落したので、もうちょっと頻度上げて更新したいですね。
次はWEB系なお仕事にもどります。有難いことに受託開発時にちょろっと営業活動的なことをしていたら、逆に依頼が色々わさっと来て、大変な感じになっています。
私はフリーですが実際は、色々な会社さんと組んだり、プロジェクトごとにチームビルディングを行い、ヒアリング、仕様を設計、実際に開発まで行います。
プロジェクトにjoinして頂いてるメンバーは知り合いが多いです。けっして誰でもいい訳ではなく、このメンバーなら勝てる!と思えるメンバーで挑んでいます。
面識のある方で、Perlじゃなくてもフリーランスのエンジニアの方、なんとなく興味のある方はacotie.acotie[at]gmail.comもしくはacotie[at]me.comまでふわっと近況を教えて下さるとうれしいです。
色々ありますので、まずはランチや飲みに行きましょう 🙂
2011.10.12
詳しくは id:acotieのはてダに書きました。
2011.9.4
自分の仕事をつくるを読了しました。ざっくりとした感想をいくつかメモしておきます。
作り手の観察力
中でも「作り手の観察力が低ければ、なんでもすぐに完成してしまう。」というフレーズが印象的でした。
適当なものを作る人は観察力、想像力が低いために「これでいいや」という結論に至ってしまうということです。
非常に耳が痛い話といいますか、私もよく妥協をしたり深追いをせず終わらせたりすることがが結構あります。
いかに多くのものを見る目を養うか、こだわり、妥協しない点を作るか、多くの失敗を繰り返してたくさんのものを作っていくかが大事だと思いました。
想像力を豊かにする工夫
色をひとつ提案するだけでも森の木々を拾ってきて見せたり、車のレースゲームを作る際には海外のコースに足を運んで車を走らせてスタッフと一緒に体験したり。
上記の場合ですと既存のカラーチャートに囚われない、車の写真や資料だけに囚われない、想像力に限界をつくらない工夫がされているように思います。
実際に体験し、すばやく情報を共有する
そして調査した体験や感動を写真に撮ったり、資料にまとめてプロジェクトメンバーに共有する。
自らが体験したもの、リアリティに勝るものはないですね。
常に新しい方法を模索してトライ&エラーを繰り返し、学習し、チーム全体で情報共有する。
ということを繰り返すことによって長期プロジェクトのモチベーションの維持にもつながっているような気がします。
本のコンセプトが若干、日本で大切にしたい会社のテイストと似ている気がしますが
この本のほうが、会社組織より作る人にフォーカスしているので
なんだか共感しやすく「The 職人」という感じで非常に勉強になりました。
働き方を通して生き方を探っていくという著者のこだわりが感じられる本です。
自分の仕事をつくる
西村 佳哲
晶文社
price:
¥ 1,995
posted with
at 2011.08.27
2011.8.9
ここは普段あまりプログラミングの話をしていないブログなのですが、2008年ごろ気合を入れて書いたPerlのエントリーがあります。
知り合いしか読んでないはずなのに、ブクマ数と閲覧数が一番な Mac OSXでPerlの環境を整える。- CPANモジュールのインストールまでのエントリーです。
改行入らなさすぎてカオスで読みづらい状態だったので、ずっと申し訳なく思っていました。
それを今回、プラグイン入れたりソースコードの箇所も読みやすくスタイルを変更して一気に直しました。
以前から気になる文言・スタイルも定期的に見直し、かなり追記と修正をし続けているものでもあります。
より多くのPerlに興味を持っている方に読んで頂いて、最初のムダなつまづきといいますか、不安とかハマりポイントをなくしてもらえたらいいなーという目的で細々とアップデートしています。
よかったら一度ご覧になったことがある方も軽くチェックしてくださるとうれしいです。
Heart Beat » Mac OSXでPerlの環境を整える。- CPANモジュールのインストールまで
写真は先日、miyagawaさんから頂いた韓国のPerl workshopのTシャツです。ありがとうございます。
あとdotCloud Tシャツって非売品なんでしょうか?オフィシャルに出たら即買います><
2011.8.1
初めての方にお会いする機会がいい加減増えて参りましたのでささっと新調しました。
アイコンは@tatiakiさんに描いていただいたものを使っております。
どうもありがとうございます。
個人の名前前面に出して…プププwって思われる方もいるかもしれません。
これは開業届を出す際、屋号をつけずに申請することができます。
屋号つけたからカッコイイとも思わないですし、つけたからといって形は何も変わりはないものですから
じゃあいらないよね?って感じす。
今回も名刺交換という文化なくならないかなーと思いながら作ってしまいました。
ぜひ名刺ほしい!という方がいらっしゃいましたら、ヨコヤマまで声をかけて頂けるとやったやったー!と喜びます。
今後ともよろしくお願い致します。
横山 彰子