2012.3.22  

2012年1月に株式会社を設立しました  

フリーランスのエンジニアとして独立して約2年が経ち、ようやく株式会社ステラート (英語表記:STELLATO, inc.)を設立しました。

もともと会社を作るための準備としてフリーランスとして働いていた為、特に心境や体制は大きく変化はありませんが

法人設立時の事務手続きはほぼ一人で経験することができましたし面白かったです。

昨年参加できたIncubate Camp 2ndというビジネスコンテストで投資家の発想や視点を多少得られたことや

色々と意見やアドバイスをくださったり、お世話になった方もいっぱいいます。

その他にもパッと見おいしそうなお話を複数頂きました。

あの会社の社員になっていたら、スタートアップに参加していたら….など一時期気持ちが揺らぎそうになりました(笑)

全力で考えた結果、有難いのですが全て丁寧にお断りさせて頂き、自己資金で会社をスタートすることを選びました。

できることを少しずつ大きくするため、選択肢を増やすための方法のひとつとしての起業です。

個人ではなく法人化しないと取引できないお客様が増えてきたので会社を作ったというのも理由にあります。

受託開発・常駐開発あるあるのネタが溜まってきているので、そのうちどこかでまとめるなりお話したいです 🙂

社名について

STELLATO(ステラート)はイタリア語の名詞で「星空、星明かり」という意味です。

私は小学生の頃から空が好きです。

今でも昼間の青い空も夕暮れの空も好きです。

近所の図書館で分厚い天体の本を沢山読んで星の名前を覚えたり、クリスマスに両親から天体望遠鏡を買ってもらって夢中になっていたこともありました。

最後まで株式会社パンチラと悩んで、株式会社ステラートにしました(笑)

 

 

今後の抱負

今までのしょうもない発想や経験や既成概念は一切取っ払って、1からスタートするような感覚です。

あくまでも時代と共に変化し続けていけるようなプレイヤーでありたいし、いつまでたってもチャレンジャーです。

毎日必死に仕事をしながら、すっごいおもしろいこともあればすっごい悲しいことや辛いこともあります。

それが個人で活動していた時の数倍以上の大きさでやってくるので、ひとつひとつの出来事がヘビー級なものです。

矢沢永吉さんの言葉を借りると、「10のリスクが有る事をする。達成すれば10の成果が有る。」というイメージです。

 

会社としてはまだまだひよっこですが、ところどころエッジの効いたおもしろいものを作って行く所存です。

昨年初旬から本格的にiPhoneのゲームアプリを企画・開発しています。

ネイティブアプリで、Objective-Cや、cocos2d等のゲームエンジンを使っての開発です。

スタートから大きな企業の方々と一緒にお仕事ができるということは相当恵まれていると思います。

2012年に法人を設立致しました | スマートフォンアプリデベロップメント | STELLATO inc.

 

 

お問い合わせやご連絡について

現在、複数のお仕事を進めておりまして返信が遅くなってしまっております。

ランチやお茶の予定も当分は極力入れないようセーブしております。

Facebookの@akiko.yokoyama にメッセージ頂けると一番リアクションが早いです。

もしくはTwitter @acotieへリプライかDM、もしくはyokoyama[at]stellato.co.jpまでご連絡をお願い致します。

今後とも横山個人だけでなく、株式会社ステラートも何卒よろしくお願い致します。

横山 彰子 @acotie

株式会社ステラート | STELLATO inc.

 

2012.3.7  

自転車と共に  

一年くらい前に新宿のマルイ付近にて。大きないびきをかいて寝てた人。

オジサンの酔っぱらいは誰も助けてくれないんですね。

それにしても足を自転車にかけて腕組みをして寝ている図が、修行をしている仙人に見えた。ミラクル。

こんな酔っぱらいをみているひとはこんな酔っぱらいもみています。
Untitled | Flickr – Photo Sharing!

2012.3.6  

ファミコンの驚くべき発想力  

ファミコンの驚くべき発想力

ファミコン好きな人にはたまらない一冊。当時の開発のために工夫された点などが、軽く触れられています。

実際に迷路のステージ生成のロジックを自動化させるとか、効率良く・容量をいかに少なく抑えるかについて見習うべきところが沢山ありました。ゲームのそのものの世界観や理論にこだわりはあるものの、どの迷路のステージにするかには特にこだわりはなかった、ということが書かれていて妙に納得させられました。

本書の中盤で宮本専務のインタビューがあって、

「他の人がしていないことをする」

「制限の中でいかに面白くするか」

「楽しさの密度を上げる」

などの名言が多々あってここに紹介しました。当時のファミコンのスーパーマリオの容量は40キロバイトとかの世界ですからね。制約の中で楽しさを見つけることや、その中でがんばること。今は富豪的な開発環境でなんでも作れてしまいますが、そういう時代の中でも学ぶべきところは沢山ありますし、原点回帰することも大切だと思っています。

 

 

あと松本人志 × 宮本茂の対談がすごく面白かったので、ぜひ見てみてください。

松本人志がただのゲームファンになっていて、前のめりで話を聞いてて、ものすごく嬉しそうです。

「ピクミン3は出ないんですか!?」とか、松本人志:「ゼルダって最初は難しくてうーんって思ってたら3日後くらいにあれ?、ひょっとしたら面白いんじゃないかって思えてきてハマるんですよねー…!」   宮本茂:「最初のとっかかりを大事にしてるのでちょっとショックです…..^^;」的なニュアンスのやり取りがあったり、松本人志がゲーム話を熱く語っててビックリました。(←ゲームに関しては上から目線w)

埋め込むと削除されそうなのでリンクだけ貼っておきます。

【Talk】宮本氏の対談  1/4  YouTube

沢山ゲームコンテンツが消費されていく社会の中で、人と同じことをしないで新しいことに挑戦する、ポジショニング戦略にも似た感覚ですが非常に参考になりました。基本を学んだら一度、勝手に文化だとか勝手にイメージで制限してしまっている既成概念をなくすことが必要なのかもしれません。

2012.3.5  

2011年11月~2012年2月に読んだ本まとめ  


  • 六◯◯万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス
  • 小さなチーム、大きな仕事 37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
  • だから、僕らはこの働き方を選んだ – 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル
  • スウェーデン式 アイディア・ブック
  • RED HOT CHILI PEPPERS (rockin’on BOOKS)
  • 本物のリーダーとは何か(”大前研一氏推薦!”って帯につられた)
  • 成功をめざす人に知っておいてほしいこと
  • 「高いなぁ」と言われれても売れる営業のしかけ
  • 成功者の告白
  • Unity入門(黄色い本)
  • iPhoneアプリで稼ごう
  • Objective-C 2.0 徹底解説
  • アイディアの99%
  • スティーブ・ジョブズ1 (まだ途中)
  • 会社と仕事を変えるデザインのしかけ
  • ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング  -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方
  • デザインセンスを身につける
  • なぜ、タモリさんは「人の懐」に​入るのが上手いのか?
  • 道は開ける (再読中)

 

 

特におもしろいと思った2冊

「アイディアの99%」

特に「アイディアの99%」が最近読んだ中で一番印象的だった。いかにクリエイターが実行プロセスに移すかという手段にフォーカスして書かれている本です。ずっと実行できていない部分が沢山あって、心がチクチクしながら読んでいます。

アイディアを徹底的に整理するために、アクションメソッドをつくる。仕事とプライベート分けずにリストアップすることでプライオリティをつけること。プロジェクトを同時進行するする秘訣や、アイディアをプロジェクトとして昇華してあげる方法などが書かれています。クリエイターだから、デザイナーだから…っていうのではなく、アイディアの整理が得意な人が実際にプロジェクトとして良いアイディアを形にできる。クリエイティブ系の人は必見。超オススメです。

 

 

「だから、僕らはこの働き方を選んだ – 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル」

あとフリーランスとか起業されてる方は東京R不動産の本「だから、僕らはこの働き方を選んだ」が面白いと思います。不動産業でありながら、個性的なオススメ文章を書いてることで一躍有名になりましたよね。実は6年くらい前の大阪で働いていた時から東京R不動産のファンで、プロジェクト発足時からみなさんバラバラの会社のメンバーが集まってされているという事実を少し後になって知りました。面白法人カヤックさんや株式会社はてなさんとはまた違った考え方やカラーで、新しい組織論を提唱されています。自由を得る代わりに責任やリスクも負う、自立した集まりであるという。事業戦略というよりも組織論にフォーカスされてる内容です。

個人的には、組織論としては少しドライすぎる感じもしました。あと営業成績、役割分担によって報酬が変わるシステムなどを採用されて上手くいっているのは、不動産ビジネスだから成り立っているような気がします。確実に上手くいくビジネスモデルであればこの方式もありかもしれないですね。終始読みやすい文章で、フリーランスという境遇もあり共感しっぱなしでした。

評判が良かった37シグナルズの本を読んでからアイディアの99%を読むと、内容の濃さが少し違うなーって思いました。アイディアの99%の方が濃度が濃ゆいです。よかったらオススメの本を教えて下さい。

 

2012.3.2  

最近営業時に意識していること、人の分析について  

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大事なことは、「なにをしたいのか?」「決裁権限は誰?決済フローは?」「本当の予算額はいくら?」くらい。

なにをしたいのかが明確でなくて、決裁権限のない人に時間をかけて、予算以下の提案をすることはダメダメです(笑)

たぶん何回してもそのようにしか営業できないのは営業が向いてないか、気付きが足りないと思います。

何事も下準備が必要

そして実際にお会いする際には、インタビュアーするくらいの勢いで、打ち合わせなどする前に相手のことを徹底的に調べます。

そこで気に入ったフレーズや感心したエピソードなどをメモなり、頭にインプットする。

徹底的に話を聞く、後半にそのエピソードを含めた話をする。

あくまでも色んな情報をインプットした中で厳選したセンスの良いチョイスをすることです。

薄っぺらいことを述べると本当に薄っぺらいので言葉を選ぶ。

選択をミスして、薄っぺらいと感情のこもっていない発言に見えます。

人間のタイプの分析

直接話をしていくうちにだいたいどういうタイプの方なのかがざっくり把握できます。

これは以前、地元のマダムが沢山通う美容室で、高いサービスレベルで接客していたから多少できるのかもしれません。

論理的に訴えかけるとよいタイプなのか、それとも感情に訴えかけるとよいタイプなのか。

内向的なのか、社交的なのか、オタクなのか、ブランド志向なのか、見た目や表面的な部分しか見ない人なのか。

たぶんyes、noで答えるだけで、ある程度の最適なアプローチ方法が見つかると思います。

プラスして、相手がなにを求めているのか、なにを不満に思っているのか、なにをコンプレックスに感じているのか。

過去にどういう経緯があって、今の考えになっているのか。それとなく聞いてみて察知することが大事です。

自分なりに仮説立てて、検証する

一度自分なりに仮説を立てて、こういう方法が最適なのではないかというアプローチで対応してみます。

合っていればバッチリ合うリアクションでしょうし、合っていなければちぐはぐなリアクションが返ってきます。

きっと上手くいかない場合は、タイミングが悪いのか、アプローチが良くなかったのです。

めげないでアプローチの方法を変えてみましょう。ちなみに私は年上の男性で感情的に訴えると響くタイプの人に、思い切って心を開いたり飛び込んでいける気がしますし、実際に伝わりやすい気がします。

ストーリー設定・メイキング

あと大事なのは、沢山いる人の中であなたと会えてよかったです的な、偶然とも言えるストーリー性があるとグッときます。

例えばあなたはカッコイイ国を作りたいと考えています。ただし相手に伝えるときに、一方には「国を作りたいから一緒にレンガを積む仕事をしないか?」と伝え、もう一方には「とりあえず仕事があるからレンガを運んでくれないか?」と伝えます。

どちらがより動いてくれますか?という話です。

デール・カーネギー氏の著書の「人を動かす」にもありますが、相手の立場になって考え抜いてはじめて相手に伝わるものだと思います。

今の仕事の先になにがありますか?そしてそれは大きいものですか?

きちんと日頃から伝える努力をしていますか?(←自戒メソッド><)

まとめ

個人的に営業が上手くいく方法は、営業の基本は当然すぎるのでマストで、期待値をいくら超えるかということを徹底して続ける。

相手にされたら嫌なことは極力しない。相手の立場になって常に考える。

相手のリアクションや表情からある程度の気持ちを察知する。

やみくもに頭を下げない。お願いしない。媚びない。そんなにがっつかない。

力まずに受けてフワリと返す、合気道に近いのではないかなーと思います。

全体に雑な文章になってしまいました><

皆さんの営業・人の分析の心得的なものはなんですか?もしよかったらコメントなどで教えて下さい。

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