2008.1.7  

2日がかりでケータイ小説「泡姫」を読んでみたよ!!  

今空前のブームになっている「ケータイ小説」。

純文学が好きな人や、本の小説が好きな人にはどうかって話になりそうだけど。。

一度でいいからそんな偏見なくなんでも読んでみてください。

今回読んだのはメジャーすぎるのはイヤなので(若干ひねくれてるw)

裕花さん著、「泡姫」という作品です。

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昨年の2007年11月29日に実際に竹書房さんから書籍化された作品でもあります。

気持ちを落ち着かせて、感想を以下のようにまとめました。

ちゃんとキャラ設定ができてる!!

見方としては、体を売ってるからどうとかではなくって、どんな傷を抱えてそれを乗り越えるか。

  • 過去の自分が悪いと思い、ある人の為にずっと罪を償っている人。
  • 辛い環境なはずなのに、明るく振舞うような性格の人。
  • 純粋な恋愛がしたいのに、仕事柄お互いがギクシャクしてしまっていつもお酒に逃げちゃう人。
  • トラウマによって、今でも現実を受け入れられずにいる人。

実際にはないけど思わず共感してしまうストーリー!!

お互い似た者同士である。孤独を抱え生きる、悲しそうな目をした二人。出会ってお互いに惹かれあってゆく。

愛してるって言葉はよくわからないし、約束はできないけど繋がってる。

  • あくまでもプラトニックな感じ。(エッチ系の官能的な描写は一切ありません。)
  • 好きになった人が病気になって死ぬとかいうベタな展開ではありません。
  • 読み進んでいくうちに、徐々にお互いの過去の話が明らかになります。

童話「人魚姫」との絡め方がすごくロマンチック!!

何かを犠牲にしながら生きている登場人物たち。

感動する箇所は様々でしょうが、私が泣く箇所には人魚姫からのフレーズが出てきた。

  • 人魚姫は実はハッピーエンドで終わるんじゃないかというところから入ってきます。
  • 人魚姫のストーリーも重要になってきます。

自分にも嫌な過去のひとつやふたつはありませんか?

  • いじめや悪口、暴力や虐待や昔の過ちetc…
  • リアルな描写がそこにはあります。

これを読んでケータイ小説もなかなかイケてるじゃん!!

って思ってくれた人には、先着1名様に個人的になんかプレゼントします(嘘)

あらすじ読まずに読んでみましょ。

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