2008.4.17  

[書評] なぜか「いい仕事」が舞い込む人になる方法―仕事を楽しむための黄金律  

なぜか「いい仕事」が舞い込む人になる方法―仕事を楽しむための黄金律

■第1章 なぜ、今の仕事は楽しくないのか?

■第2章 仕事をするのは何のため?
~自分らしく行動しようという意識がない理由~

■第3章 自尊の欲求を満たすには
~自分らしく行動することの価値がわかっていない理由~

■第4章 「自分のあるべき姿」を実現する
~自己実現をめざすための心がまえ~

■第5章 いい仕事が舞い込む人になるために
~自分らしい行動をとるためのヒント~

心に残ったをポイント書いてみます。

  • 会社から必要とされたい、もっと評価されたいという自尊心があるということ。
  • 自分の不本意だと思う仕事であっても、無駄なことは何ひとつない。
  • 仕事も環境や状況によって、できるできないと一概に言い切れるとは限らない。
  • 仕事での評価や自信というものは
    1)他人に言われて自覚する
    2)自分でできたと自覚する
  • 仕事に対する評価や自信というものは、ほとんどが人から言われて自覚することが多い。
  • 自分を過大評価、過小評価する必要はない。どのくらいなのか把握することが必要。
  • 人間の自分や相手に対しての心理的欲求や程度によって、4つのモードに分類される。
    「支配モード」「安定モード」「自虐モード」「絶望モード」

対応策として以下のようなことが挙げられています。

  • 専門性を深めることが必要
  • low-winの関係から始めることも必要。

<<気付いたことなど・まとめ>>

人を見下して、自己満足や優越感に浸る考え方は「支配モード」であると言える。

支配モードの心理状態で相手を評価してしまうのは非常に残念な話だと思った。

人間は必ず長所となるいい部分があって、そこを素直に尊敬していきたいと思った。


人の評価や自信というものも、他人に言われたり評価されることに依存していて、

他人に評価されたいという欲求や自尊心が 大きく関わっているんだ、と気付く事ができた。
日本の社会自体が、小さいときから他人の評価ばかりに振り回されているのではないのでしょうか。

(この子は勉強ができる、できない。だとか世間体や比較されたりするような受身な姿勢)
どちらにしても順序立てて、冷静な心理分析ができる上にアドバイスが載っているので

方法論のない自己啓発本よりも、読む価値が非常にあると思います。

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